山口大学共同獣医学部は、山口大学と鹿児島大学が連携して設置した日本初の共同獣医学部であり、両大学の強みを活かした教育課程を提供しています。獣医学教育の質を高め、学生に多様な学びの機会を提供することが目的です。山口大学と鹿児島大学の両キャンパスを活用し、双方向型の遠隔授業を実施しています。両大学の学生は、各大学の専門性を持つ教員から同一のシラバスに基づいた授業を受けることができます。
さらに、対面式の実習を通じて、実践的な学びを深めています。幅広い知識と技術を習得できる教育体制です。初年次から卒業まで一貫したカリキュラムが組まれており、生命倫理や動物福祉、動物の構造や生理機能、病原体や病態の基礎、臨床獣医学、畜産資源の安全性確保などの分野を学びます。
2019年12月に欧州獣医学教育機関協会(EAEVE)からアジアで初めて国際認証を取得しました。EAEVE認証は、獣医学教育の質を保証する国際的な指標です。獣医師養成課程が教育、研究、施設、実習体制など多岐にわたる基準を満たしているかを審査します。山口大学共同獣医学部は、これらの基準を満たすことで、国際的な教育水準を有することが認められました。EAEVE認証は、国際的な獣医学教育のネットワークへの参加を促進し、海外の獣医学教育機関との連携強化にも寄与しています。
認証を受けた教育機関で学ぶことで、国際的に通用する獣医師としての資質を養うことができ、卒業後の進路選択肢が広がります。山口大学共同獣医学部は、今後もEAEVE認証を活用し、獣医学教育の改善と発展に努め、国内外で活躍できる獣医師の養成を目指しています。
人と動物のウェルビーイング(幸福感)を一体的に捉えた新たな手法・視点による異分野融合研究を推進する拠点として、「One Welfare国際研究センター」を2023年に設立しました。このセンターは、地域社会と連携し、動物介在活動や法獣医学の研究を通じて、人と動物がよりよく共生できる社会の実現に貢献することを目的としています。
人獣共通感染症部門では、各種病原体検査や病原体ゲノム情報の収集、野生鳥獣の疾病モニタリング調査などを通じて、動物の健康を人間の健康に繋げる取り組みを行っています。法獣医学部門で行っているのは、医学部・自治体・関連機関と連携し、不審死個体の検査(愛護動物、野生鳥獣)、適正飼養に関する検査、野生動物の密猟にかかわる検査など、動物福祉や公衆衛生に大きくかかわる学問分野の研究です。動物介在活動部門では、特別支援学校等へのホースセラピーの実施など、ヒトに寄与する動物のウェルビーイングを検討する活動を行っています。幅広い視野と実践力を養える環境です。
山口大学共同獣医学部は、日本初の共同獣医学部として山口大学・鹿児島大学の強みを融合し、EAEVE認証に裏打ちされた国際水準の教育を提供している点が大きな特徴といえます。遠隔授業と対面実習を組み合わせた一貫カリキュラムに加え、One Welfare国際研究センターによる人と動物のウェルビーイングを軸とした先進的な研究にも触れられるため、「臨床だけでなく、動物福祉や公衆衛生、国際協働にまで関心を広げたい人」に適した学びの場だといえます。
| 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|
| 32人 | 30人 | 93.8% |
山口大学共同獣医学部の一般入試は、大学入学共通テストと個別学力検査を組み合わせた国立大学型の選抜で、前期・後期日程に分かれて実施されます。前期では共通テストの配点比率が高く、5教科7科目で幅広い基礎学力が求められるとともに、個別試験では数学と理科の記述問題により応用力や論理的思考力が評価されます。後期では共通テスト中心に面接が課される形式で、特に理系科目の比重が高いのが特徴です。合格には共通テストで約8割以上の得点が必要とされ、高い総合力が求められます。
| 募集人数 | 21人 |
|---|---|
| 試験日程 | 前期:2026年2月25日(水)/後期:2026年3月12日(木) |
| 試験科目 | 前期:共通テスト(5教科7科目)、数学、理科(1科目)/後期:共通テスト(4教科6科目)、面接 |
山口大学共同獣医学部の推薦入試は、学校推薦型選抜が実施されており、共通テストと個別評価を組み合わせた方式が特徴です。出願には調査書や志望理由書などが求められ、これまでの学習成果や志望動機、活動実績が総合的に評価されます。選考では面接が重視され、獣医学への強い関心や倫理観、将来の目標に対する明確な意識が問われます。募集人数が少なく競争率も高いため、学力に加えて人物面での適性や志望理由の説得力が重要となります。
2025年8月16日調査時点で、2026年度の情報は公開されていませんでした。9月下旬に公開予定となっています。2025年度の情報を参考に紹介します。
| 募集人数 | 3人 |
|---|---|
| 試験日程 | 11月中旬 |
| 出願資格 | 学習成績の状況:評定平均値4.3以上/単願出願(他大学との併願不可) |
| 試験内容・科目 | 共通テスト(5教科7科目)、小論文、面接 |
| 入学費用 | 28,200円 |
|---|---|
| 学費 | 535,800円 |
これらは全て2025年8月時点の情報です。詳細は必ず大学公式サイトを確認してください。
山口大学共同獣医学部は、日本初の共同獣医学部として鹿児島大学と連携し、遠隔授業や実習を通じて一貫したカリキュラムで幅広い獣医学教育を提供しています。国際認証EAEVEを取得し、世界水準の教育体制を整えるとともに、「One Welfare国際研究センター」で動物福祉や人獣共通感染症など多角的な研究を進め、国内外で活躍できる獣医師を育成しているのが特徴です。
このサイトは、獣医学部に特化した予備校をまとめたサイトです。既卒生、現役生別におすすめできる予備校を厳選して紹介しています。ぜひあなたの夢に伴走してくれる予備校を選んで、合格を掴み取ってください!
山口大学共同獣医学部の学生を対象とした奨学金制度です。経済的な支援を通じて、優秀な学生が獣医学の学びを深め、将来的に地域社会や国際社会に貢献できる獣医師として成長することを目的としています。
| 種別 | 給付型 |
|---|---|
| 金額 | 70,000円/月 |
| 期間 | 4年間(医学部医学科・共同獣医学部獣医学科は6年間) |
| 対象 | 学力が優秀である者。生計維持者の収入要件あり。 |
山口大学基金の一環として、経済的な理由で修学が困難な学生を支援することを目的とした制度です。学生が学業に専念できるよう、経済的な負担を軽減し、学びの機会を提供することを目的としています。山口大学基金は、2015年の創基200周年を記念して創設され、学生への修学支援を中心に、教育・研究活動、国際交流・地域貢献活動の支援事業を行っています。これまで、卒業生や企業・団体、学生のご家族、地域の皆様や教職員等からの温かいご寄附をいただき、多くの学生や研究者への支援を行ってきました。
| 種別 | 給付型 |
|---|---|
| 金額 | 一学期の授業料相当額 |
| 期間 | 一時金 |
| 対象 | 経済的理由により授業料の納付が困難な学部学生のうち,次のいずれかの要件を
満たし,当該学部長が特に必要と認めた者。ただし,外国人留学生を除く。 ・家計の急変により,授業料の納付が困難となった者。 ・経済的理由により授業料の納付が困難な学部生のうち,授業料免除基準における家計基準を満たしており,学力向上が見込まれる者。 |
視覚障害者の学業を支援する目的の奨学金制度です。行政や役所、独立行政法人日本学生支援機構等以外の奨学金との併給は不可となっています。推薦書や身体障害者手帳、小論文の提出が必要です。
| 種別 | 給付型 |
|---|---|
| 金額 | 60万円/年 |
| 期間 | 1年間 |
| 対象 | 身体障害者手帳(視覚障害1〜6級)が交付されている、または視覚に障害があることを証明する医師の診断書が提出可能で、以下のいずれかに該当する方。 ・視覚障がい者を対象とした職業訓練機関等に在籍中の方 ・盲学校(視覚特別支援学校)の専攻科に在学中の方 ・国内の大学の大学生ならびに大学院生、短大生の方 |
獣医師を含む医療系の学生を対象に、修学資金を貸与することで、将来的に県内での医療従事者の確保を図ることを目的としています。この制度は、特に獣医師の不足が懸念される地域において、地元での就業を促進し、地域医療の充実を目指しています。貸与される資金は、学業に必要な費用を支援するものであり、返還義務が伴います。富山県内の医療機関で一定期間勤務することが求められる場合があります。
| 種別 | 貸与型・無利子 |
|---|---|
| 金額 | 40,000円/月 |
| 期間 | 大学卒業または大学院修了月まで |
| 対象 | 獣医学を専攻する学部生または大学院生で、将来富山県内の厚生センター等に勤務しようとする者 |
山口大学の奨学金は、共同獣医学部生を対象にした七村奨学金のような手厚い給付に加え、授業料支援制度や視覚障害者向け、富山県での勤務を条件とした地域枠の貸与制度など、多様な背景や将来像に応じて選べる仕組みが整っている点が特徴です。こうした支援を組み合わせることで、経済的不安を抑えつつ安心して学び続けやすい環境と言えます。
獣医学部としては100点満点といって差し支えないと思われる。獣医師になりたいならここに来たので間違いない。施設が整っている。授業も充実している。共通科目が面白くないのは仕方ないが、獣医師としていい勉強ができる。教育水準がヨーロッパのそれと同等であり、認定も受けている。当然就職も良い。
引用元:みんなの大学情報(https://www.minkou.jp/university/school/20665/1970/)
獣医学を学びたい学生にはぜひおすすめしたいです、研究施設が充実しており、いろいろな研究が出来るのでより深い学びができます。実技、実習がとても多く実際の現場に対応出来る力が身に付いたと思う。私の先輩たちも良い就職先が決まっているので就職もかなり期待出来る。
引用元:みんなの大学情報(https://www.minkou.jp/university/school/20665/1970/)
大学で将来安定した職につきたい人にはおすすめな学校です。動物に関心がある人や先端的な研究をしたい人にはとてもいいと思います。鹿児島大学獣医学部との共同授業でより専門的な知識を得ることができるから。卒業後は国家公務員や企業、研究機関、大動物の獣医師、動物病院開業など様々な道があります。
引用元:みんなの大学情報(https://www.minkou.jp/university/school/20665/1970/)
口コミからは、山口大学共同獣医学部は設備や授業内容の充実度が高く、鹿児島大学との共同教育によって先端的かつ専門性の高い学びができる点が評価されていることが分かります。実習・研究の機会も豊富で、現場対応力や深い専門知識を身につけやすく、さらに就職実績も良好なことから、「獣医師として安定した将来を目指したい人」にとって心強い環境だといえます。
| 住所 | 山口県山口市吉田1677-1 |
|---|---|
| アクセス | JR「湯田温泉」駅からバスで「山口大学」行きに乗車し、「山口大学」バス停で下車、徒歩約1分 |
| 公式サイト | https://www.yamaguchi-u.ac.jp/vet/index.html |
| 電話番号 | 083-933-5940 |
※1 参照元:東京メディカル学院公式(https://jyuui.tokyo-medical.jp/)
※2 参照元:VET公式(https://vetprep78.com/result/)
※3 引用元:東京メディカル学院公式(https://jyuui.tokyo-medical.jp/page/interview/16/)
※4 参照元:VET公式(https://vetprep78.com/experience/#interview-1)