
岐阜大学と鳥取大学が2013年4月に融合して共同獣医学科を設置しました。2009年度から続く連携教育の基盤の上に成り立ち、モデル・コア・カリキュラムに則った標準的かつ高度な獣医学教育です。両大学が同じカリキュラムで6年間一貫した教育を行い、両大学の強みや教育資源を活用。学生は一方の大学に在籍しつつ、他方の大学の講義や施設を利用できます。
例えば岐阜大学では狂犬病研究の第一線の研究者、鳥取大学では鳥インフルエンザに関する高度な研究があり、それぞれの専門性を直接学べる点が大きな魅力です。両大学混合の遠隔授業や教員・学生の相互移動によって、単なるカリキュラムの掛け算ではなく、深い学びの相乗効果が促進されます。
「動物と社会のつながり」「動物と人の健康・福祉」を教育のキーワードに掲げ、単に動物の健康を扱うだけでなく、社会全体や人との共生に貢献できる「命の専門家」を育成することを目的としています。動物の健康の増進、公衆衛生の向上、人間社会と環境との健全な関係の維持に貢献できる獣医師を育てるという教育理念です。総合的・実践的な獣医学教育を展開し、国際社会で活躍できる教養と倫理観を基盤に据えています。
カリキュラム面では、一般教養を通じて幅広い社会的・科学的リテラシーを養い、獣医学専門教育では感染症管理、公衆衛生、食の安全やリスクマネジメントといった、人社会との関係を担う能力を重視しています。
一学年あたり学生数が約30~35人と少人数教育を採用しています。教員1人あたりの学生数が非常に少ない環境です。学生一人ひとりに対して きめ細かな個別指導が可能となり、学習への理解と関心を深める土壌が築かれています。低・中学年の段階では、 5〜6人程度の少人数グループで実習 が行われ、例えば解剖学や生理学などの実習において、グループ内で活発に意見を出し合いながら知識の定着が促されます。座学で学んだ理論を実体験と結びつけて理解できるため、単なる暗記に留まらない「使える知識」が養われます。
さらに、上位学年になると「総合参加型臨床実習」を導入。附属動物病院での診療体験 を通じて、実際の患者対応や診断・治療の思考プロセスを学び、臨床現場に近い状況で実践力を鍛える機会が提供されます。
岐阜大学 応用生物科学部共同獣医学科は、岐阜大・鳥取大の強みを結集した共同教育と、「動物と社会」を見据えたカリキュラムが特徴です。少人数できめ細かい指導と豊富な実習・臨床体験を通じて、動物医療だけでなく公衆衛生や環境にも貢献できる獣医師をめざしたい人に適した学科といえます。
| 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|
| 32人 | 30人 | 93.8% |
岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科の一般入試は、前期・後期の2日程が設けられています。大学入学共通テストでは6教科8科目(合計950点)が課され、個別試験では数学・理科の2教科(合計400点)で選抜されます。国立大学らしく幅広い教科の学力が問われるため、共通テストでの安定した得点が合否を大きく左右します。偏差値は62.5と高水準で、前期の倍率は令和6年度で4.5倍と競争率も高く、バランスよく全科目を仕上げる必要があります。
| 募集人数 | 26人 |
|---|---|
| 試験日程 | 2026年2月25日(水) |
| 試験科目 | 共通テスト(6教科8科目)、個別試験(数学、理科) |
岐阜大学共同獣医学科の推薦入試は、共通テストを課さない「学校推薦型選抜Ⅰ」と共通テストを課す「学校推薦型選抜Ⅱ」の2種類があります。いずれも小論文・面接・調査書が課され、成績概評Aが出願条件となります。学力だけでなく論理的思考力・表現力・コミュニケーション能力が重視されるため、獣医師を目指す明確な動機と自己表現力の準備が不可欠です。指定校制ではないため、要件を満たせばどの高校からも出願できます。
| 募集人数 | 4人 |
|---|---|
| 試験日程 | 2026年1月31日(土)、2月1日(日) |
| 出願資格 | 人物及び学力が優秀であり、志望学科に対する能力、素質、適正等について在籍学校(教育施設)長が責任をもって推薦し、合格した場合には入学することを確約できる者です、次のいずれかに該当し、「令和8年度大学入学共通テスト」の教科・科目のうち、本学部・学科が指定する教科・科目を受験するもの ・令和8年3月高等学校(中等教育学校及び特別支援学校の高等部を含む)を卒業見込みの者 ・文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設(高等学校の課程に相当する課程を有するものとして指定したものを含む)の当該課程を令和7年4月から令和8年3月までに修了又は修了見込みの者 |
| 試験内容・科目 | 共通テスト(6教科8科目)、小論文、面接 |
これらは全て2025年8月時点の情報です。詳細は必ず大学公式サイトを確認してください。
一般入試は共通テストと個別試験による純粋な学力勝負で、幅広い教科の得点力が問われます。一方、推薦入試は小論文・面接・調査書による人物評価が中心となり、学力だけでなく志望動機や思考力・表現力が合否を左右します。また一般入試は前期・後期と複数回の受験機会がありますが、推薦入試は秋〜冬に実施されるため早期決着を狙える反面、準備期間が短く入念な対策が必要です。学力に自信がある場合は一般入試、高校の成績と面接・小論文に強みがある場合は推薦入試が向いています。
岐阜大学の応用生物科学部では、総合的・実践的な獣医学教育を展開し、国際社会で活躍できる教養と倫理観を基盤に据えています。一学年あたりの学生数も少なく、行き届いた指導が受けられます。
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| 入学費用 | 282,000円 |
|---|---|
| 学費 | 535,800円 |
岐阜新聞社の杉山幹夫元最高顧問と杉山涼子理事長を中心に、岐阜新聞社からの寄付を原資として、2016年に設立された給付型奨学金制度です。目的は、学業に優れながら経済的な理由で修学が困難な岐阜県内の大学に在学する学部生を支援し、地域を愛する人材の育成に貢献することにあります。
| 種別 | 給付型 |
|---|---|
| 金額 | 12万円/年 |
| 期間 | 1年間 |
| 対象 | 岐阜県在住(生計維持者含む)で家計支持者の収入が計 400万円以下を目安 |
学業や人物に優れながら経済的理由で修学が困難な日本の大学・大学院に在学する正規生を支援するために設立された「給付型奨学金」の制度です。大学からの推薦が必要で、東京都内での面接(または Web 面接)が求められます。年度末には成績や在学状況を示す証明書類の提出、交流会への参加なども条件になっています(遠方の学生には交通費の配慮あり)。
| 種別 | 給付 |
|---|---|
| 金額 | 2万円/月 |
| 期間 | 最短修業年限 |
| 対象 | 経済的理由により就学困難な学生 |
製薬会社・佐藤製薬の創設者である故・佐藤幸吉氏の私財をもとに、1973年(昭和48年)に設立された給付型奨学財団です。学業優秀で志操堅固、身体健康でありながら、経済的な理由で修学困難な高等学校、高専、大学および大学院の学生・生徒に対し、奨学金を給付して将来社会に貢献する人材の育成を目的としています。
| 種別 | 給付型 |
|---|---|
| 金額 | 3万円/月 |
| 期間 | 最短修業年限 |
| 対象 | 経済的理由により就学困難な学生 |
2019年に設立され、「優秀な頭脳をもち、大きな時代の流れに対応して新しいビジネスや技術開発、スポーツなどに情熱をもって挑む人材」を支援することを目的とした奨学金制度です。学力優秀でありながら経済的事情により修学が困難な大学生・大学院生(留学生除く)への 返済不要の給付型奨学金、バイオ・IT・農業・水産系など先進的な研究に挑む若手研究者への 研究開発助成、さらに個人競技者や競技団体などスポーツ活動への助成 を通じ、学業・研究・スポーツに専念できる環境整備と優秀な人材育成を図り、社会発展へ貢献することを目指しています。
| 種別 | 給付型 |
|---|---|
| 金額 | 120万円/年額上限 |
| 期間 | 1年間 |
| 対象 | 学業優秀かつ学修意欲があり、将来社会的に有益な活動を目指す者であって、学資の援助をすることが必要であると認められること(1年生:評定値4.0以上/2年生以上:GPA3.1以上) |
岐阜大学では、地域に根ざした財団から全国規模の育英団体まで、返済不要の給付型奨学金が多彩に用意されています。家計状況を支える制度に加え、成績や意欲の高さも評価対象となるため、経済面の不安を軽減しながら学業・研究に集中したい学生にとって心強いサポート体制だといえます。
実験がたくさんできるので、実験好きな人には向いているとおもいます!また、色々な経験も積めるので、良いと思います。とても楽しい授業です!!先生方も優しいので集中して授業を受けれます。共同獣医なので、獣医師になる人が多い気がします。ですが各々の意見を尊重してくれます!広いので移動は大変ですが、設備が充実しているのでよいですよ!
引用元:みんなの大学情報(https://www.minkou.jp/university/school/review/20397/1124/gk=19200/)
学生、先生、設備など特に不満を感じたことはないし、自分にとっては過ごしやすい環境である。特に学生に関しては良い人が多い気がする。必要な知識をつけられていると思う。先生は個性豊かな方が多い。企業に勤める人は少なめなので、企業に行きたい人は工夫が必要かもしれない。小動物臨床に行く人と公務員に行く人が半々くらい。
引用元:みんなの大学情報(https://www.minkou.jp/university/school/review/20397/1124/gk=19200/)
学びたいことを学べます。自分で動くことが大切であり、社会に置いて自分が好きなどのような役割を果たさなければならないか、考えています。他の学科と共同の講義に加え、獣医学の専門教科が多く、実際に動物や薬物を扱う実習が多いです。鳥取大学との共同獣医学部となっているため、岐阜に専門の先生がいない場合、ビデオを利用した遠隔講義が行われています。
引用元:みんなの大学情報(https://www.minkou.jp/university/school/review/20397/1124/gk=19200/)
口コミから、岐阜大学共同獣医学科は実験や実習が豊富で、設備も整った「手を動かして学べる」環境であることが分かります。先生は個性的かつ親しみやすく、学生の雰囲気も良好で、自分から動いて専門性を深めたい人が学びやすい学科だといえます。
| 住所 | 岐阜県岐阜市柳戸1-1 |
|---|---|
| アクセス | JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から「岐阜大学・病院線(バス系統C70)」で約30分 |
| 公式サイト | https://www.abios.gifu-u.ac.jp/ |
| 電話番号 | 058-293-2838 |
※1 参照元:東京メディカル学院公式(https://jyuui.tokyo-medical.jp/)
※2 参照元:VET公式(https://vetprep78.com/result/)
※3 引用元:東京メディカル学院公式(https://jyuui.tokyo-medical.jp/page/interview/16/)
※4 参照元:VET公式(https://vetprep78.com/experience/#interview-1)